サニタリ仕様プロセス接続

以下に示すサニタリ仕様プロセス接続が選択可能です:

ISO 2852 クランプ/インチ クランプ

クランプは主に食品工業で使用されます。また、医薬アプリケーションでも使用される場合があります。プロセス配管やタンクへの取付けが可能となります。プロセスへの設置はクランプ固定方式です。

DIN 32676規格のクランプ接続

DIN 32676規格のクランプ接続は DIN 11850 配管へのプロセス接続です。プロセスへの設置はクランプ固定方式です。

DIN 11851 食品、化学、医薬工業向フィッティング

DIN 11851 フィッティングは 食品、化学 及び 医薬工業向でドイツ工業規格 DIN 11851に準拠しております。このフィッティングは食品工業で主に使用されており、タンクへの取付、配管への取付に使用されております。 特徴は低価格が挙げられますが、サニタリ特性にやや難があります。センサに対し前面設置が不可能で、ガスケットにも問題が有ります。プロセス接続はネジによるねじ込み式です。

DIN 11864-1 フォーム A (無菌接続)

無菌接続 DIN 11864-1/2 はDIN 11851のシール部分で明らかとなっている問題に対処するために作られました。DIN 11864 はEHEDG (欧州食品製造安全基準)と共同で作製、制定されたものです。 現在2種類のバージョンが有り、フォームAはO-リング、フォームBはガスケットを使用します。プロセスへの取付はねじ込み式です。

円筒形溶接アダプタ

円筒形の溶接アダプタをプロセス部分へ取付ける場合、サニタリ仕様を満足するように適切な作業を行ってください (溶接材、溶接半径 > 3 mm、折り目、くぼみ、裂け目等が無い事)。ロセスへの設置は配管又はタンクへこの円筒形溶接アダプタを溶接する事で可能となります。

球形溶接アダプタ:

球形の溶接アダプタをプロセス部へ取付ける場合、サニタリ仕様を満足するように適切な作業を行ってください (溶接材、溶接半径 > 3 mm、折り目、くぼみ、裂け目等が無い事)。ロセスへの設置は配管又はタンクへこの球形溶接アダプタを溶接する事で可能となります。この球形部分により温度計の取付けが簡単となり、移動も簡単となります。 乱流とデッドスペースの発生を回避する事ができます。

リキファント-M G1"

リキファント-M G1"はねじ込み式の接続です。このインゴールド接続にはO-リングが組込まれて納品されます。このO-リングは FDA CFR 21, § 177.2600の要求に満足するものです (最高温度 230°C)。

バリベントはインライン接続としてはフロントエンド機器の設置には非常に優れております。バリベントはクランプ式の接続です。プロセス部分の空間が大きいので大きなセンサを設置する場合でもプロセスの流れには障害となる事がありません。洗浄性に優れています。

プロセス接続SMSは主に北欧諸国、フランスで使用されています。配管、タンク双方の取付けに使用され、DIN 11851に類似した形状です。プロセスへの設置はねじ込み式です。